お早うございます。早起きディレクターです。
久しぶりにブログを書きます。
ここ数ヶ月はyoutube用の動画制作に時間をとられて、あまり文章を書く隙がありませんでした。
そんななか一昨日は我がお気に入りのパワースポットである「大阪・高津宮」の紹介動画を作り、youtubeにアップロードしたのですが、その際に、使用音楽の著作権に関してちょっとしたトラブルがありました。
(すぐに解決しましたけど)
そこで、世間には僕と同じようなトラブルにあっている人もいるだろうと思い(老婆心から)少し書き記しておくことにします。
音にこだわる動画制作に「アートリスト」は嬉しいサービス!でも、ちょっとした「落とし穴」もあります
さて、動画制作といえばBGM選びがとっても大事で、私のような「音楽にうるさい派」のクリエイターの多くはyoutubeが提供しているフリー音楽の「オーディオライブラリー」には飽き足らずに、豊富で良質な音楽を提供する「ロイヤリティフリー」のサービス会社とサブスク契約していたりします。
ロイヤリティフリー(Royalty-free)とは、素材(音楽、写真、イラストなど)を一度購入すれば、利用規約の範囲内で追加のロイヤリティ(使用料)を支払うことなく、何度でも使用できるライセンスのことです。
そんなサービス会社はたくさんあるのですが、中でも「Artlist(アートリスト)」というイスラエル発のサービスが良質で安価だとクリエイターたちの間で高評価です。
私も半年ほどこのサービスを使っているのですが、音楽の質も良いし、なによりも種類が豊富で選曲しやすいシステムなどで結構気に入っています。
しかし油断しているとトラブルは突然やってきます。
昨日、できたばかりの動画をいそいそとyoutubeにアップロードしたところ、速攻でyoutube側から使用音楽に関して「著作権」の申し立て通知がきました。
ロイヤリティフリーの音楽を使っているにも関わらず、です。
動画の中で「著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者は YouTube でのコンテンツの使用を許可しています!」とのこと。
今回の場合はチャンネル存続には影響しないから、まあ、放っておいても問題はないらしいのですが、それにしてもわざわざお金を払ってライセンスも持っているのに「著作権」申し立て通告が来るなんて心外じゃないですか。
私のサブスクケースに適した解決策は見つからない
そこで、インターネットで今回の解決策を見出そうと調査したところ、出てくるわ出てくるわ似たような案件が・・・
今回のように「アートリストのライセンス契約で音楽を使用しているのにもかかわらず著作権申し立ての通知が来るケース」はかなり多いみたいです。
その解決方法として一番多いアドバイスが・・・
アートリストのホームページ→マイ・アカウント→クリアリストのページへと飛んで、ページの「Clear your channels」に、自分の動画チャンネルのURLを登録して、さらにその下にある「Clear your video」にその動画のURLを、登録せよ、というものです。
ここの部分です。
そうすることでご自分がアートリストのライセンスを持っているということをyoutubeに紐づけることができるから解決できるというものです。
でも、私の場合「Clear your channels」欄はありましたが、「Clear your video」欄には動画のURLを記入する箇所がありません。
たぶん契約内容が「プロ」バージョンではなく、一番お安いソーシャル」バージョンだからかと思います。
でも、いずれにせよ私は契約時に確実に「Clear your channels」に自分のyoutubeチャンネルを登録済みなのですから著作権うんぬんの通知が来ること自体がおかしい。
そんなこんなで悩んだ末、youtube側に「異議申し立て」をすることにしました。
だって、このまま放置しておいたら、いつ申立人の気が変わって「わたしの音楽を使うならやっぱり動画を削除せよ!」などと、言われかねません。
YouTubeの自分のチャンネルから異議申し立ては誰にでも簡単にできます。
方法は以下のとおりです。
1,YouTubeの管理画面(YouTubeStudio)から進めていきます。
下記の画面の制限(現在は「なし」になっています)「著作権」の部分にカーソルを合わせることで「詳細を表示」の項目が出てくるのでクリック。
2、「著作権侵害の申し立て」というステータスが表示されている動画の「著作権侵害申し立ての詳細を表示」をクリックして「操作を選択」を選び、一番下の「異議申し立て」をクリック。
3、すると「本当に異議申し立てをする気?」という確認がきますので、検討して問題なければ、確認欄をチェック。
4、そして異議申し立てする理由を選択。
私の場合は「ライセンス」です
ご担当者様
私は「アートリスト」にライセンス契約しています。ですからアートリストからの楽曲で著作権云々いわれる理由はありません。
そこのところを考慮して再審査してくださいませ。
という内容の文章を書き、ライセンスナンバーなどを添えて最後に署名(本名)して送付します。
5,するとYouTube側から速攻でメール受領メールが届きました。
そしてそのすぐあとに[著作権の申し立て] 申し立ての取り下げというメールが届きました。
なんと1時間弱で問題解決。
今回の場合、原因はたぶん「YouTube側」と「Artlist側」の著作権を司るシステムの連絡網が連動してなかっただけのようです。
だって、youtubeやArtlistの担当者が申立人にいちいちメールや電話で「訴えを取り下げますか?」なんて確認していたら1時間弱で解決するはずないじゃないですか。
というわけで同じように悩んでいる方がいたら「異議申し立て」をおすすめします。
ちなみに今回ひっかかった音楽はこの動画です。(8:20秒あたりからのBGM)
よろしければごらんください。
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