生まれ星座に「運の良し悪し」ってあるのでしょうか?「活動宮」に星が多い人の特徴

2023年5月3日水曜日

占星術

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お早うございます。早起きディレクターです。
みなさまGWはいかがお過ごしでしょうか?
きょうは久しぶりに占星術のお話を少々。

テーマは「占星術の12星座で運の強い星座、運の弱い星座ってあるのか?」というホンマでっか?な内容なんですが、これが意外とあるようなんです。

もちろんあくまで個人的な体験に基づく感想も含んでおります。
占星術に詳しくない人には、ちょっと難しい内容かもしれませんが興味があれば読んでみてください。




各星座の区分け①「火・土・水・風」の4パターン


各星座の運勢の強弱を考えるにあたって、まず12各星座はいろんな区分で分類する方法があることをご存知でしょうか。

例えば男性宮牡羊座♈、双子座♊、獅子座♌、天秤座♎、射手座♐、水瓶座♒)女性宮牡牛座♉、蟹座♋、乙女座♍、蠍座♏、山羊座♑、魚座♓)の2つで分類する方法。
男性星座は「外向き」で女性星座は「内向き」などと言われますが、これは大雑把なので運の善し悪しとはあまり関係がないように思います。

そして星座の区分法でもけっこう有名なのが「火・土・水・風」というこの世を構成する元素(エレメント)で4つに分ける方法です。

①「火の星座」は牡羊座♈、獅子座♌、射手座♐の3星座で、このグループは熱烈、情熱的で大胆、積極的。しかし時に破壊的
②「地の星座」は牡牛座♉、乙女座♍、山羊座♑の3星座で、このグループは「実利的で地に足のついた現実家。時に視野が狭い。」。
③「水の星座」蟹座♋、蠍座♏、魚座♓の3星座このグループは情緒的で感受性が強く、他人への共感力も高い。秘密好き。感情の嵐で自分を失うこともある。
④「風の星座」は双子座♊、天秤座♎、水瓶座♒の3星座このグループは「コミュニケーション能力が高く理性的で理論を頼る。深い情緒に欠ける傾向もある。」などとよく言われています。

こうして並べてみると各グループそれぞれの特徴が出ているのですが、その中でもまた微妙に違いがあります。
昔、ある占星術師がこのことを自然事象で上手に例えていました。
例えば同じ「火」のグループでも牡羊座だと「地を駆け回る野火」獅子座♌は「地上を照らす太陽」、射手座♐は「解き放たれた火矢」といった具合です。

同様に「地」のグループなら牡牛座♉は実り豊かな大地」、乙女座♍やは「耕作前の土地(だったかな?)、山羊座♑は「荒涼とした土地」

そして「水のグループ」だと蟹座♋は「池」、蠍座♏は「(底なしの)沼」、魚座♓は「(とりとめもなく広い)海」

「風のグループ」では双子座♊は「つむじ風」天秤座♎は「そよ風」水瓶座♒は「強烈な台風」といった具合です。

ただ、この「火・土・水・風」ごとの区分けでは、それぞれの星座の特徴はわかるんですが、どのグループのどの星座にも一長一短があって、とくに運の良し悪しとは関わりはなさそうです。



各星座の要素ごとの区分け②「活動宮」「不動宮」「柔軟宮」の3パターン

そこで、もうひとつご紹介するのが12星座を「活動宮」「不動宮」「柔軟宮」という3つの区分で分類する考え方です。(これも占星術の基本的な考えです)

①「活動宮」に入るのが、牡羊座♈、蟹座♋、天秤座♎、山羊座♑の4つで、このグループは活動的、主導的で自意識強く指導力に富む。ものごとを変化させるために勇気を持って積極的に動き何かを始める。軽挙妄動しやすく休むことを知らないのが欠点。
②「不動宮」は牡牛座♉、獅子座♌、蠍座♏、水瓶座♒の4つで、このグループはある状態を維持することに長けており、繰り返しやコツコツ積み上げていく事が得意な信念の人。でも環境に対応する適応力が乏しく、頑固なことが欠点。
③「柔軟宮」は双子座♊、乙女座♍、射手座♐、魚座♓の4つで、このグループは物事の移り変わりにも柔軟で、人間関係もスムーズに要領よく対応することが得意。器用で多芸多才。だが、自己矛盾が多く、時に周りに流され利用されやすい。

で、この「活動宮」「不動宮」「柔軟宮」という3つのグループの特徴を眺めると、現代の競争社会で生き抜くならば「活動宮」的な性格の持ち主がだんぜんお得な気がしませんか?
だって、「積極的」で「リーダーシップがある」のですよ。
しかも「勇気」もある。
まさに「歩く足には棒当たる」ということわざ通りの生き方で、そういう人はきっと人脈も広がりやすいし、チャンスもつかみやすい。

実際、長年世間を観察していても「活動宮」(牡羊座♈、蟹座♋、天秤座♎、山羊座♑)の影響を強くもっている人々は「言いたいことが言える、前向きな人タイプが多い気がします。
もちろん、だからこそ反感を買うことも多いでしょうが、消極的な人よりは自己主張出来る人の方が(今の世の中では)頭角をあらわしやすい。

とはいえ、自分の星座が牡羊座♈、蟹座♋、天秤座♎、山羊座♑ではないからと言って落胆しないでください。
というのも、これはあくまでも生まれた時の太陽が入っている星座(いわゆる@@座)のことで、ほかにアセンダント(上昇点)やMC点(中点)、そして太陽以外に月や惑星(水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)が活動宮牡羊座♈、蟹座♋、天秤座♎、山羊座♑)のどこかにあれば、それぞれの星の特徴が活性化するようです。

例えば水星☿が「活動宮」の天秤座♎にあれば公平で優雅なコミュニケーション能力。同じ「活動宮」でも牡羊座♈にあれば物言いが率直になる(悪く出れば喧嘩腰)な傾向があるようです。




「お笑い怪獣」も活動宮を中心にバランスが取れていた?


「活動宮」牡羊座♈、蟹座♋、天秤座♎、山羊座♑に星があればその星の”積極性”が高まるとはいえ、大部分の星が「活動宮」にあるのもなかなか考えもので、それではあまりに”生き急ぎ過ぎている”イメージです。
例えば「犬も歩けば棒に当たりまくる」みたいな生き方。

やはり「活動宮」にいくつかの主要な星があって、その他のいくつかは「不動宮」に位置して”落ち着き”や”頼りがい”などをアピールしたり「柔軟宮」にあって”協調性”や”愛嬌”などをブレンドしたりして、結果、トータルとしての魅力的な個性が出来あがるものなのでしょう。

たとえば、テレビ界の「お笑い怪獣」明石家さんまさんのホロスコープ(1955年7月1日和歌山生まれ)を見てみますと、かなかか「活動宮」を中心にバランスが取れていました。


太陽☀と火星♂、天王星♅、木星♃が蟹座♋で「活動宮」
そして、海王星♆も天秤座♎の「活動宮」
月🌙と土星♄は蠍座♏、冥王星♇が獅子座♌の「不動宮」
水星☿と金星♀が双子座♊の「柔軟宮」。

仲間や家族(そして視聴者)を楽しませることに積極的で人情の機微にも長けている(蟹座が”自我を表す”太陽、赤丸
また身内愛も強いようですが、家族関係の変化は起こりやすい(木星と天王星と火星が蟹座、黒丸)。
さらに水星☿と金星♀が双子座♊で、テレビではお洒落でちょっと軽薄なイメージですが、月🌙(青丸)と土星♄が蠍座♏にあるので、実際はけっこう洞察力があり肝も座っている方なのではないでしょうか。

身の丈に見合った生き方をするしかない?


長年芸能界で活躍し続ける明石家さんまさんもやっぱり「活動宮」の星座を中心として「不動宮」「柔軟宮」が”ええ塩梅”で配置されている。
これが「活動宮」に星がまったくなくて「柔軟宮」双子座♊、乙女座♍、射手座♐、魚座♓ばっかりだったりすると、物事に流されやすくて常に誰かに支配されがち性格的にもちょっと弱い感じです。
また「不動宮」牡牛座♉、獅子座♌、蠍座♏、水瓶座♒ばかりでも、信念はあるが片意地過ぎるので人間関係がしんどい事になるかもしれません。

何度も言うようにホロスコープもバランスが大事なんですが、やっぱり「活動宮」に太陽など主要な惑星が多い人は人生においても”ややアドバンテージ”があるのかな・・・というのが60年以上生きてきての感想です。

でも「活動宮」に星が少なくてもこうして星の動きを学ぶことで自分の弱点もわかりますし、より良く生きるための対処方法も得られる・・・
これが長年の年月をかけて受け継がれている占星術の叡智だと思っています。

人生の最後に何をもって「幸せ」を感じるのか?などということはまだ若輩者の自分にはわかりません。
でも、とにかく自分の好きなことには積極的に前向きに切り開き(時に休憩し、人と調和しながら)関わって行くことが大切なんでしょう。






















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大阪市, 大阪府, Japan
関西在住。早起きのベテランTVディレクターです。これまで旅モノやドキュメンタリーを中心に活動。MBS「ちちんぷいぷい」の旅コーナー”『とびだせ!えほん』『前略、旅先にて』やKTV「ふるさとZIP探偵団」などを担当していました。 テレビ業界での経験話からドラマや音楽論。そして趣味の占星術まで色んなジャンルの話題をつづっています。

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