お早うございます。早起きディレクターです。
激動の2022年もいよいよ終わろうとしています。
今年は寅年。
昔から寅年って物事が「千里を走る」と言われ、政治・経済などでも波乱が起こりやすいと言われますが、まさに今年はそんな年でした。
個人的にも、良いこと悪いことの振幅の激しい年で、幾多のトラブルから学ぶことも多かったんですけど、今年はどちらかといえば辛いことのほうが多かったかな・・・
そんな中、昨日は朝からふと思い立って奈良県の信貴山朝護孫子寺へお参り旅へ出かけることにしました。
信貴山朝護孫子寺といえば「寅」
今から1400余年の昔、聖徳太子がこの山で毘沙門天の教えを受け、おおいにご利益をいただいたのが寅の年、寅の日、寅の刻であったといわれています。
そこで、信貴山の毘沙門さまに寅の縁日にお参りすると良いご利益を授かるとして昔から信仰を集めてきました。
「今年はまさに寅年!」
「お参りに行くなら今年しかないでしょ!!」
ということで、12年に一度の寅年の締めくくりに「金運招福と厄よけ」も兼ねて夫婦でいそいそと出かけてきました。
10数年ぶりに訪れた朝護孫子寺は相変わらずパワーに満ちた、なかなかに見どころ満載のお寺です。
皆様もぜひ写真画像から強運&金運パワーを感じてくださいませ。
寅年の最後は奈良信貴山で「金運招福&厄払い」
信貴山朝護孫子寺は奈良県生駒郡の山頂に鎮座します。
大阪からJRや近鉄電車と奈良交通バスを乗り継いで1時間強くらい。
車なら1時間弱くらい。
寺の駐車場もありますが、昼前後は多少混雑していました(駐車料金500円)
駐車場横の坂道を登り赤門をくぐって1分ほど歩けば、あの有名な「世界一の福寅」がお出迎え!!
この張子の虎前で記念撮影をすれば気分も、ぐっと盛り上がります。
そして門をくぐれば(入場は無料です)そこは寅パワーに満ちたタイガーワールド。
どこもかしこも寅!寅!寅!です。
その横には聖徳太子が馬にまたがった姿で祀られていました。
何度も言いますが、信貴山朝護孫子寺は敷地も広大で見どころがめちゃ多い。
まるでアトラクション満載の遊園地みたいで、境内では子どもたちも大喜びです。
しかもひとつひとつのご利益がわれわれ庶民にとても身近なものが多くて、お寺なのになんだか敷居が低く感じられるのも個人的には好ましいところです。
その全貌をくわしく説明しているときりがありませんので、とにかく序盤はスナップ写真から雰囲気を感じとってください。
そんな今回のお参りで特に印象に残った(楽しかった)場所が3つあります。
1つ目は本堂。
この本堂は織田信長の攻略で焼失後、1952年に豊臣秀吉によって再建されたと伝えられています。
その後昭和26年に火災で全焼して33年に新たに建て直されました。
本堂 |
その本堂の舞台から大和平野が一望できるんですがその眺めが素晴らしい。
この日はとくに空気が澄んでいて、お日様と雲と空のコントラストが最高でした。
そして2つ目が本堂内での「戒壇巡り」
本堂地下には覚鑁上人(新義真言宗の開祖)が、山に籠って修行されたとき、毘沙門天王より授かった「如意宝珠(にょいほうじゅ)」が納められています。
戒壇めぐり入り口 |
その地下の回廊を壁に手を触れながら進み、突然明かりの中に現れる自分の生まれ年の神様にお祈り。(僕は子年生まれですから千手観音様)
さらに「如意宝珠」が納められた錠前に触れると心願成就のご利益があるのですが、とにかくここが真っ暗(本当に真っ暗です!)でスリル満点。
本当の闇とはこういうものなのか!?とあらためて知るのも現代人には必要です。
恋人がいるのなら、ぜひ、デートにもどうぞ。(入場200円)
真っ暗な中、突如光と仏様が出現・・・ |
緑の中をプチ登山
そして3つ目が「空鉢護法堂(くうはつごほうどう)」への参拝。
空鉢護法堂は信貴山頂にあるお堂で、ここに至るまでおよそ700メートルの階段と山道を登っていきます。
山頂まではおよそ20分。
道は少し斜面がきつくてしんどいですが、その途中にはたくさんの朱塗りの千本鳥居や石仏など見どころもたくさんありますし、なにより森の空気が美しい。
昔の修験道になったような気分で歩いていると緑も光もさらに神聖に感じられます。
そして「空鉢護法堂」からの景色もまた素晴らしい。
折り重なる山々。
流れる雲。
町並みは太陽にキラキラ光っています。
そんな、河内平野と大和平野の眺めを見下ろす山頂に佇むと人間、なんとなく敬虔な気持ちになってしまいますから、やっぱり山は偉大です。
ここでも様々な人々がたくさんの社の前で一心に手を合わせていました。
最後は金運願い
プチ登山は往復でおよそ1時間。
ちょっと汗をかいたあとは、いよいよお参りのクライマックス!
世界に誇る「張子の虎」と同様に有名な日本で唯一の金運招福の神「銭亀善神」を祀る銭亀堂で御守を購入します。
まずは”金運招如意”(1,000円)。
そして”金運招福銭亀御守”と”壱億円札”が入った銭亀御守(ふたつで1,000円)を授かりこれを持って隣にある銭亀堂で願掛けします。
(銭亀堂は撮影不可)
金運招如意、金運招福銭亀御守と壱億円札 |
さて、ご利益はあるのでしょうか!?
というわけで皆様もお時間があればぜひ信貴山を訪れてください。
ちなみに寅年は来年2月3日までだそうです。
がおー。
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