前略、雨(雪)の日の旅先はピンクの傘で

2021-01-05

TVディレクターの仕事 とびだせ!えほん 前略旅先にて

t f B! P L

お早うございます。早起きディレクターです。
来週は担当している旅番組「とびだせ!えほん」のロケの予定なんですが、週間天気予報を見るとどうも雲行きが怪しそうです。

「奈良県南部 曇り☁一時雪☃」

まだ1週間も先の話ですし予報は当たる時もあれば、外れる時もあるのでそれほど悲観はしていませんが、”下見の日がいいお天気のときはロケ当日は雨になる”という個人的なジンクスもあります。
だとすれば昨日の下見はよいお天気でしたからロケ当日は雨・・・いやいや考えるまい。

雨の日と長谷川さんのピンク傘


そもそもこのコーナーは雨の印象が強いとよく人から言われます。
それほど長谷川画伯が持つピンクの傘の印象が強いのでしょう。
今から9年前。1回目の京都南禅寺のロケの日も雨の中をピンクの傘で登場しました。

雨の南禅寺

当初は青と黄色とピンク色の3種類の傘を用意したのですが、なんとなくピンク色が多用されるようになり、いつのまにかコーナーのシンボルカラーのようになったのです。

その初代のピンク傘も長年の酷使のため柄が曲がり色もあせました。
それを番組内でしゃべったらありがたいことに2人の親切な視聴者の方から新品のピンク傘が届いたのは昨年の夏のことです。

視聴者から届いた新しい傘(2020年7月)

でもあれ以来、ずっとロケの日は(なぜか)好天が続き、新しいピンク傘はまだ一度も使っていません。
だから「そろそろ新しい傘をお披露目したい」という気持ちもあるんですが、そんなことを言おうものなら長谷川さんからどんな文句がとんで来るかわかったもんじゃありません。

雨の日のスケッチ


そもそも絵を描く人間にとって雨や雪は大敵です。とくに「とびだせ!えほん」の場合はスケッチブックに黒の油性マッキー(ZEBRA)を使うんですが、絵は水で濡れるとすぐ滲むし、ペン自体がすぐに駄目になります。
なにより傘をさしながらのスケッチほどやりにくいものはない。

長谷川画伯もコーナー初期の頃は雨の日でも黙々と描いていましたが、ロケに慣れてくると必ず僕に文句を言うようになりました。
まるで雨を降らせたのがディレクターの責任かのように言われる時もあります。

これは長谷川さんの前任者の「前略旅先にて」の絵描き旅人である佐川満男さんの時もまったく同じでした。

雨はディレクターの責任か


ロケに慣れてくると出演者の不満は必ずディレクターに向けられます。
佐川さんと長谷川さんは今では大の仲良しなので時には結託して電話で僕の悪口を言っているときもあるようです。(被害妄想かもしれませんが多分本当です)
このようにロケの当日にちょっと雨や雪が降るだけでもこんなに旅チームの人間関係に影響するのです。
さあ、次回のロケはどうなりますか?
その前にあさって7日の大阪桃谷編があります。
この日は天気は良かったのですが画伯は「寒い」と僕に文句をたれていました。
そんな舞台裏を想像しながらテレビを見ていただければ旅のVTRもいっそう趣があるのではないでしょうか。


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