名文はやっぱり名リズムでしょ

2020-12-17

とびだせ!えほん

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
本日はいよいよ「おうちで一緒に絵を描こう!4」の放送です。

”年末年始の思い出”ということで急きょ「絵のお題」を募集したところ、今回も中身の濃い素敵なお題をたくさんいただきました。
昭和を体験した日本人ならきっと心にしみるようなものばかりです。
さて、どのような絵がとびだしてくるのでしょうか?


長谷川さんの驚異の記憶力


ところで、長谷川画伯は取材中に時々すごい記憶力を発揮します。
先月に放送した和歌山県かつらぎ町編でも紅葉をながめながらいきなり「男はつらいよ」の寅さんの名セリフがとびだしました。

さくら ・・・旅ゆけば信濃路はもう秋よ。

村外れのお地蔵様のお顔に赤い夕日が差して、カラスがカアとないていかあ・・・・そんな時そんな時よ。いっときも早く地道な暮らしに戻って年老いたおいちゃんおばちゃんたちを安心させてやらなきゃならねえ。


こんな台詞をすらすらといえる人は滅多にいません。やっぱり変わった人です。




名セリフは名リズム


でも記憶に残る台詞ってやっぱり文章にリズム感があります。

かつては僕も古文の教師からいろんな名文を「とにかく暗記しろ!」と覚えさせられたものです。

でもあのころは退屈で退屈で仕方ありませんでした。おまけに記憶力が悪い。


そして年を経て、還暦を迎えた今はそれらの日本語の美しさが少しはわかるような気がします。


祇園精舎の鐘の音。諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色。盛者必衰の理をあらわす。


山路を登りながらこう考えた。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

・・・このあたりなら「とびだせ!えほん」見てくれている人ならきっと覚えてますよね。

「平家物語」と「草枕」です。

それではこんなセリフは?



銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血が滲んだように赤く その香りは汗の匂いがする。



答えは本日のちちんぷいぷい「おうちで一緒に絵を描こう!」でご確認ください。(午後3時過ぎの予定です)
本日も妄想全開の長谷川節が炸裂します。









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