絵本作家、長谷川義史さんの「共感力」と「普遍性」について

2020-08-25

TVディレクターの仕事 とびだせ!えほん

t f B! P L

テレビの共感力


おはようございます。早起きディレクターです。
今更いうまでもないことですが、テレビでは視聴者の皆さんに「共感」してもらうことが大事です。
だから出演者にもできるだけ「共感力」のある人を求めます。
いくら美男美女でも才能があっても、人に共感してもらえなければどうにもなりません。


その点、現在担当している「とびだせ!えほん」の長谷川画伯の共感力はすばらしいものがあります。
僕はいつも心の中であの人のことを「普遍性の権化」と呼んでいます。
もちろん氏の画力や人柄センスも魅力なんですが、やっぱり抜きん出ているのは読者や視聴者との共感力。そして人々が共通して持っている感情や琴線をすぐに察することができる素直な能力です。
ご本人は自分のことを「そんなに素直な可愛い性格でもない」と言っていますがそれはその通りだと思います。かなり複雑で毒気もあります。

普遍性の権化


長谷川さんは本業の絵本づくりでもテレビの取材でも、「できるだけ全ての人々が共感するようなシンプルな言葉」で表現しようとします。
そしてそれをたやすくやってのけます。(ように僕には見えます)
それは長谷川さん独特の才能なんでしょうがその表現方法にはいつも驚かされます。
時には塩辛い表現もありますが、それがまた物語に効果的に作用する。
それは「おかあちゃんが作ったる」などの自伝的絵本を読めばよくわかると思います。

しかもタレントさんではありませんからテレビカメラを向けられても別に構えもしませんし、自分の本意でないことは決して口にしない。
だから今のテレビ的にはちょっと異風に写るんでしょうが、だからこそ、それが大きな武器になっています。



どのような和音を奏でるか?


全ての物事は良い悪いにかかわらず音と音のように必ず響き合います。
それは人と人でも同じです。
だから僕たちディレクターは「共感力」のある人と仕事をする場合は、出会った事象に対して出演者がどんな表現で反応するのかをいつも楽しみにしています。
その答えは台本通りではつまらない。
予定調和でなければないほど予想のつかないものであればあるほど面白いし発展性があります。
そんな「共感力」のある相手にどんなボールを放るのかはディレクターのセンスです。
時には内角をえぐることもあります。

そういえば9年前、長谷川さんと初めてのロケの打ち合わせをした日のことです。
おしゃべりのプロではない素朴さが長谷川さんの魅力だと考えていた僕は「これからテレビに出ても、決しておしゃべり上手にならないでくださいね」と伝えました。
すると、ニヤッと笑って答えてこう答えてくれたことがありました。
「僕 意外とおしゃべりが上手いかもよ」

先日(26日)の夕方、長谷川さんと奥様がYouTubeの生番組で楽しそうにアドリブで「掛け合いお絵かき」をしている姿を見てその時のことをふと思い出しました。
明日は午後3時10分ごろから「京都大原三千院」の旅です。
また長谷川さんの「共感力」にご注目ください。

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