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お早うございます。早起きディレクターです。
過去のロケハン時に個人撮影したスナップ写真を織りまぜながら、当時の「とびだせ！えほん」の撮影風景を振り返る企画も今回で第３回目をむかえます。
ロケ中といえども技術さんたちが風景などをインサート撮影している時はディレクターは手持ち無沙汰なものです。
そんな時、暇にまかせて撮影した写真が、いつのまにか日の目を見ることもなくたまってしまいました。
そこでこの『暇にまかせて撮影した「とびだせ！えほん」懐かしのロケハン（ロケ）写真集』をはじめることにしたんですが、個人的にも写真を見ていると当時の心情がよみがえってきて楽しいものです。
今回の写真は２０１４年１１月に「とある町」で下見（取材）しながら撮影したものです。
ここはかなり有名な場所でわかりやすいから地名もすぐに判別できると思います。
だからヒントはありません。
では早速まいります。
暇なディレクターのロケハン＆ロケ写真２０１４年１１月
１１月２日のロケハンは生憎の雨模様。
今回の目的地は大阪から南東の方角にある山の上です。
（もうわかりました？）
フロントガラス越しに見える山々にかかった雲が幻想的でした。
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そして山道をくねくね走って到着したのが標高およそ８００ｍの場所にある天空の聖地。
もう紅葉真っ盛りでした。
雨もいつのまにか上がったようで観光客も増えています。
みんな「奥の院」の方に向かっているようです。
かずかずの武将たちの墓に混じって司馬遼太郎先生の文学碑もありました。
これは平成２０年９月２４日建立されたもので「＠＠山は日本国のさまざま都鄙（とひ）のなかで、唯一ともいえる異域ではないか」と記されています。
絵になる橋や道もたくさんあります。
こちらの橋にはサドルのない自転車が放置されていました。
ちょっと悲しい風景です。
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でもこの車の持ち主にとっては紅葉も迷惑でしょうね。
かわいいおばあちゃん。
そして２日後・・・ロケ当日
ロケ日は見事な秋晴れでした。
陽光に照らされて紅葉はさらに輝いていました。
まさに天空の聖地です。
紅葉のもとにいるとみんな心がうきうきと弾んできます。
長谷川さんの周りにも観光客が集まります。
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| 根本大塔（多宝塔） |
この日は宿坊にも泊まりました。
ここ「福智院」には天然温泉やお洒落な内風呂もあるんです。
もちろん「泡般若（ビール）」も楽しめます。
精進料理のフルコース
しずかに「般若湯」をいただく長谷川さん。
精進料理を食べているとなぜか心がしみじみしてきます。
八代亜紀さんの歌う「舟歌」がぴったりマッチしていました。
翌朝６時からは朝の勤行（お勤め）にも参加しました。
廊下を歩く時に足がめちゃめちゃ冷たかったのを覚えています。
熱心に読経を聞く宿泊客のみなさん。
長谷川さんはお隣の女性（たしかオーストリアからのお客さん？）と仲良くなり、彼女はこのあと家族でインタビューにも答えてくれました。
写経も体験しました。
（僕は清風高校時代に罰則で何度か書かされたことがあります）
般若心経には「無」という文字が多い！という新たな発見もありました。
というわけでこの写真がどこで撮影されたのか？もうわかりましたね。
はい、和歌山県高野山の写真です。（放送は２０１４年１１月１３日。）
長谷川画伯はスタジオ用にこんなユニークな絵を残してくれました。
しっかり根本大塔（多宝塔）も描かれています。
それでは次回もお楽しみに！
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