”夢の箱”だったテレビでどこまで本音が聞きたいですか?

2021年5月1日土曜日

TVディレクターの仕事

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
いよいよ5月です。
今月の8日からはMBS毎日放送の「土曜のよんチャンTV」という新しい番組で「とびだせ!えほん」のコーナーを担当することになり、張り切ってロケの準備をしていたんですが、まさかの3度めの緊急事態宣言。
外でのロケは延期にして、やむなく屋内で長谷川さんに絵を描いてもらう企画に変更せざるを得なくなりました。

放送は5月8日(土)です


もちろん、やむなく変更と言っても”再放送でお茶を濁す”という感じではなく、けっこう塩気のある攻めた内容になっています。
とくに今回からスタジオには毒のあるアナウンサーも控えていますので、ただ平穏で無難な内容では何を言われるかわかりません。
ましてや今どきの視聴者はテレビのウソなんてすぐに見抜きますから

ラーメンが美味しいか美味しくないかなんてリポーターのコメントよりもその顔を見ればすぐにわかります。
テレビカメラは真実をえぐり出すんです。


テレビの建前・・・怒る視聴者


でもウソと言えば聞こえは悪いですが、これが「建前」と言葉を変えたらいかがでしょうか

みなさんが自宅でくつろいで見るテレビの世界に、どれだけ本音を混じらせるのか?
どれだけ本音と建前を気持ちよく紳士的に使い分けることができるか。
僕はいつもその能力がほしいと願っています。
「テレビにおける本音と建前の使い分け」ほどテレビ制作者に難しいものはありません。


もしきれいごとだけで番組を構成したら、きっと賢いだけの優等生の作文みたいに薄っぺらいものになることでしょう。
特に最近は炎上を恐れて必要以上に砂糖をまぶしたような甘々な番組も増えてますから、きっとある程度年齢を重ねた皆さんから見たら物足りないことでしょう。
そして腹も立つことでしょう。

テレビは夢が詰まった箱だった


でもですね。
テレビがすべてきれいごとをとっぱらった本音だらけのものだったら、きっとそれはそれで見ていて疲れますよね。
たまには日常を忘れるような夢もみたいですよね。
だってテレビはもともと人を楽しい気分にさせる”夢の箱”だったんですから。

そんなふうにあれこれ悩みながら8日に向けて編集作業を続ける初老のディレクターでした。
あー、早くロケに行きたい。
これは本音であります。



おすすめ動画

注目の投稿

【衝撃】DJI Pocket 3が故障…修理代22,400円と「片ボケ」の教訓

お早うございます。早起きディレクターです。 愛用していたPocket 3が突然の不調。撮影した映像を確認して、血の気が引きました  撮影後に気づいた「片ボケ」の恐怖 最近はYouTubeの制作にすっかり夢中です。 朝の散歩に神社巡り、時には少し足を伸ばして撮影旅行へ。 若い頃に培...

【早起き元TVディレクターが贈る】散歩ときどき神社旅、ドキドキ占星術

自分の写真
大阪市, 大阪府, Japan
元テレビ番組ディレクター。長年、映像制作の最前線で「伝えること」に心血を注いできました。 現在は、朝の澄んだ空気の中で行う「早起き散歩」と、各地の歴史に触れる「神社巡り」をライフワークにしています。現役時代に培った映像制作のノウハウを詰め込み、YouTubeでは「大人の本気の趣味」としての動画を配信中。 このブログでは、動画では語りきれなかった撮影機材の裏話、旅の細かな記録、そしてディレクター視点での「日常の切り取り方」を綴っています。 映像と文章を通じて、皆さんの日常が少しだけ豊かになるような「朝のひととき」をお届けできれば幸いです。 ▷ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@HayaokiTVDirector ▷ お仕事・お問い合わせ:junyo1123@gmai.com

アーカイブ

ページビューの合計

QooQ