ロケの基本は自分の目で見て感じたものを信じること

2021-04-19

TVディレクターの仕事

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
かつて織田裕二さんが主役をつとめた人気刑事ドラマ「踊る走査線」の名セリフに
「事件は会議室で起こっているんじゃない。現場で起こっているんだ」
というものがありました。(もはや覚えていない人も多いか)

織田さんには特別な思い入れはないのですが(失礼)、会議室であーだこーだ空論を唱えるエリート官僚たちに向かって現場派の刑事が言い放つこの決めセリフが妙に気に入って、いつもテレビの前で「そうそう、俺たちは現場が一番大事」と、納得していました。



五感をフルに生かしたものが説得力を持つ


僕は今も昔も番組作りの基本は”現場で自分で感じたことを軸にする”ことだと思っています。
他人の意見も尊重しますが現場では自分の目線が一番大事。
もちろん取材のきっかけは番組会議などでブレーンたちが提案する新聞の記事とか週刊誌情報やネット情報だったりするんですが、ディレクターである限りそんな他人の情報だけを鵜呑みにしてなぞることなく、実際に自分で現場に赴き「自分の目で見て」「自分の耳で聞き」「自分の鼻で匂い」「自分の手で触れ」「自分の舌で味わう」

結局、自分の五感で得た物事をベースに創造(想像)したものだけが視聴者にとどける意味のあるものだと信じています。
要は説得力の問題なんです。



テレビは嘘はすぐにバレてしまいます


こんなことを書くと「そんなの当たり前だ」と思われる方もいるかもしれませんが、意外とそうでもなくテレビでも”机上の空論”で、もの作りが行われていることも「まま」あるんです。
実際、僕も過去に何度か(本当に何度かです)撮影に関わる色々なしがらみや取材条件などから他人の情報だけを頼りに(ロケハンもせずに)現場にのぞんだことがありました。

でも、そういう時の取材はたいがいうまくいかず、納得いく作品は出来ません。
ベテランディレクターになった今なら、そんな時は現場を経験値とアドリブでなんとかしのぎますが、若い頃はそうもいきません。
しかもそういった仕事は心の健康にもあまり良くはありませんし、一番怖いのは会議だけで番組が作られてしまうことが習慣になってしまうことです。

今でもたまにテレビで「この番組は現場ディレクターの本意じゃないな」と感じるものを見て、ちょっとやりきれない気持ちになることがあります。
そういう空気はテレビ画面からどことなく伝わってくるからテレビは恐ろしい。

五感で食ったズワイガニが旨かった


ところで、昨日はスーパーの産地直送ズワイガニがあんまり安かったので(798円!)思わず買ってしまいました。

いつもは食卓バサミを使ってざっくり切りながら食べるのですが、たまたま手もとにハサミがなかったので久しぶりに自分の歯を使ってカニの足をじりじりじりじり、と齧ったら・・・これが意外と身が豊富に詰まっていて、しかもお出汁のきいた汁がじゅわんと口内にひろがってそれはそれは美味でございました。
大当たりのカニです。

写真はイメージです

食しながらやっぱり自分の五感で仕事をするというのは大切なんだなあ、とあらためて思ったダイエット中の夕餉でした。
ちなみに昼に食べたタケノコも最高の食感。
歯が大喜びした一日でした。

というわけで、もうすぐ再びあのロケがはじまります。
先週も久しぶりにロケハンで亀岡を12キロも歩いたらヘトヘトになりましたが、自分の目と耳と足を使った充実感はたしかに残りました。
今度もまた「五感」をフルに生かして行ってまいります。

写真は本物です















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