賢者でも偏見があると間違うことがあります

2020-08-02

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お早うございます。早起きディレクターです。
僕が子供の頃は日本人の寿命はだいたい70歳ちょっとくらいでした。
だから60歳で定年を迎えれば、残りは「余生」という考え方で済んだんですが、それがあれよあれよというまに寿命が80歳を超え、もうしばらくすれば「人生100年」になるとも言われています。
この先まだまだ残った年月をいったいどう過ごすのか?お金は?健康は?家族は?
そもそもそんなに長く生き続けることに意味があるのか、と自分の将来に不安や戸惑いを感じている人は僕以外にもたくさんいることでしょう。
ましてやこのコロナ騒動で世の中の価値観が大きく変わってしまいました。


コロナ後の世界

本屋でたまたま見つけた新刊「コロナ後の世界」(文春新刊)はかなり興味深い本です。
内容は、現在起こっているパンデミックで人類の未来がどう変わるのかを現代最高峰の知性に緊急インタビューするというもの。ようするに「明日のことが不安なんで”かしこ”に聞いてみた」という本です。
ここには、「コロナがもたらす将来の展望」や「人間と人工知能(AI)との関わり方」「ロックダウンから生まれた新しい働き方」や「高齢化社会への対応の仕方」などが生物学や心理学などの権威者によって語られているのですが、僕が最もコーフンしたのはハーバード大学心理学教授スティーブン・ビンカー(65)の話です。

世界では多くの人々が貧困にあえぎ、政治でも分断が進む。さらに国際テロや地球温暖化でも国際社会は一致団結できない。その上新型コロナウィルスによるパンデミック!と世の中を悲観的にとらえる人は少なくありませんが、もう少し冷静に科学的に考えてみましょうよ。と、ビンカーさんは言います。
「これまで人類がどれくらい”進歩”したのか、この世から暴力がどれくらい減少したのか、データをもとにすれば明らかになりますよ。われわれもまんざら捨てたものじゃないですよ」
少しだけ救われた気になりました。



いいニュースは話題にならない国


ビンカーさんは人びとをそのような憂鬱な気分にさせる原因の1つにジャーナリズムをあげています。ジャーナリズムは、どんな日でも世界で起こっている最悪のことを選んで報道する。でも77億も暮らしていれば地球のどこかでは常にひどいことも起きている。
新型コロナに関してもまさにそうです。
新たな感染者や死亡数は每日ひっきりなしに報道されますが、日々の回復者や退院者の数はほとんどニュースにならない。

新聞にはスポーツ欄やビジネス欄があり、スポーツ欄では勝っても負けても試合の結果を報じ、ビジネス欄では株価は上がっても下がっても報道される。
一般ニュースもポジティブであれネガティブであれこのようにあるべきだ。

このような偏ったデータばかり見ていると人間には偏見が生まれます。
そして偏見は人間を正しい結論に導きません。
おっしゃる通りです。
自分への反省も踏まえて、もうひと踏ん張りしてみます。

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