なんとなく面白いような雰囲気に騙されぬように

2020-07-07

TVディレクターの仕事 テレビ業界

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
ディレクターという仕事を長いことやっていますが、まだまだ難しいことがたくさんあります。
「笑い」というのもそのひとつです。
別に「VTRを作る場合にどうすれば面白くなるかがわからない」といっているのではなく、その場所や時間によって刻々と変化する「笑いの空気感」というものを理解するのが難しいということです。
まさに「笑い」って複雑に重なり合った絵の具のようです。



変なたとえですが、もし僕が転校生だったとしたら、初めて入った教室で出会った生徒たちの笑いにはきっとすぐにはなじめないだろうと思います。
これはテレビでも同じことで、ある制作スタッフチームが醸し出す笑いが他のスタッフに通用するとは限りません。特に僕は変に斜に構えたところがありますからなおさらです。

信頼できるフィルターを持つ


その「笑い」が一般視聴者のもとへ届くころには事態はもっと複雑になっています。
なんならテレビの中ではしゃぐ出演者を見て不愉快になる人もいます。
でも最悪なのはその笑いによって誰かが傷ついてしまうことです。



特に若い頃は作っている本人たちは面白いけれど、それが自分本位で誰かが不愉快になっていることに無頓着だったなどということも、まま、ありました。
失敗は教訓にするしかないんですが後悔はしたくありません。
だから、ディレクターには(ディレクターに限らず)信頼できるフィルター(大人の目線)が必要なんでしょうね。ちなみにぼくのそばにはその信頼できるフィルターが幾人かいます。本当にありがたいことです。
でも最後は自分が判断するんですけどね。
もうええ大人なんですから「なんとなく面白い」に騙されぬように心がけます。



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