テレビを見ていて「イラッ!」とする時。スタッフは笑ってはいけないのか?

2020-02-09

TVディレクターの仕事

t f B! P L

テレビスタッフの笑い声はお嫌いですか?


おはようございます。早起きディレクターです。
テレビを見てると出演者以外によくスタッフの笑い声が聞こえることがあります。

これって一部の視聴者にとっては大変腹立たしいものだそうで、実際インターネットの番組感想欄や放送局へのご意見でもたまに見かけます。

実はぼくも、スッタフの”笑い”はどちらかというと苦手です。

見ている自分はまったく面白くないのにテレビの中でだけ勝手に盛り上がっているんですから。
「では、おまえは現場では笑わんのか!?」
すみません、僕もよく笑います。
それでも若い頃は「簡単に笑ってたまるか」と粋がっていました。今から思えば恥ずかしい話です。

でも中には「とりあえず笑ろとこか」みたいなタイプもいますが、これも時と
場合による気がします。それで現場が明るくなればいいんですがやりすぎるとちょっとしんどい。
ちなみに僕の知る限りでは、テレビに出演する芸人さんたちはどちらかというと
ディレクターよりもカメラマンに笑ってもらう方が嬉しいみたいです。
結局、信頼されてないのかもしれませんね。悲しいことです。





 どうしても笑ってしまう芸達者な人々


世の芸人さんや喜劇俳優さんの中にはそこにいてるだけで本当におかしくて仕方がないような方がたまにいます。
昔、番組でご一緒させていただいた上方落語界の大師匠もそうでした。

冒頭で「こんにちわ」と、語り始めただけでこっちはもう可笑しくてしかたがない。

思わず下を向いてクスクスやっていると、師匠はよく「え?」という怪訝な表情をしていたもんです。
でも、本当に「おかしかるかる」やったんです。

タレントではない普通の方々にも面白い人はたくさんいます。中でも関西の田舎(特に和歌山方面)で出会うおじいちゃんおばあちゃんは笑いのレベルが高い。
しかも、ご本人にはこちらを笑わす気が微塵もない。可笑しい上にその方の長い年月生きてきた哀愁やペーソスが加わったらもうたまりません。大爆笑です。
そんなこんなでいつしか現場でよく笑う”安っすい”ディレクターになってしまいました

声が小さな絵本作家がツボです


今は旅のコーナー「とびだせ!えほん」でご一緒する絵本作家の長谷川義史さんが笑いのツボのひとりで、あの
独特の間と「ちょっと不思議な感性」にはいつも笑ってしまいます。
しかしあの方は、声がとっても小さいのが困りものです。
放送ではこちらの笑い声の方が目立ってしまうので、編集していていつもひやひやします。





ロケの現場とテレビの前の笑いの温度は確実に違います。
しかもテレビは放送枠が限られているので、その笑いに至る因果関係を視聴者にわかってもらうには時間が足りない時がよくあります。
だから、なおさら、皆さんをイラッとさせてしまうんでしょうね。
とはいえディレクターがずっとムスッとしているわけにもいかないし。
悩ましい問題です。









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