フォークルからポール・サイモンへ 〜私の雑多な音楽遍歴〜

2020-06-27

とびだせ!えほん 音楽&ギター

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
これまで60年間生きてきましたが、いつの時代にも生活に音楽がありました。
子どもの頃はテレビで宮田輝さんが「歌は世につれ世は歌につれ」とおなじみのセリフをくり返していましたが、それ以降の人生は本当にそうなりました。
みなさんもそうでしょう?

わたしの雑多な音楽遍歴


音楽をはじめて意識しだしたのは7歳の頃に聴いたフォーク・クルセダーズの「帰って来た酔っぱらい」です。
九州から大阪にやって来た10歳違いの叔父が、なぜかお土産でも持ってきたこのレコードは、まだ社会のことがわからない小学生に大人の世界をのぞき見た気分にさせてくれました。

そして小学4年生の頃、たまたま家にあったサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」のシングルレコードになぜか魅了されてしまいます。
後にこの曲が吉本新喜劇・桑原和夫さんの「神様〜」のギャグのBGMとして使われたときには面白さ半分、でもちょっと大切なものを損なわれたような気分にもなりました。まだ純真だったんですね。




その頃は坂本九ちゃんやいしだあゆみさんらの昭和歌謡を聞きながら、家にあったガットギターをつま弾くようにもなっていました。
でも最初は古いギター教則本に載っている滝廉太郎先生の「荒城の月」ばかりでしたからもちろん面白くもなんともありません。
そうしてギターに飽きかけた時、たまたま親父が聴かせてくれたのがビートルズの「赤盤&青盤」ベストアルバムです。その斬新なハーモニーたるや「世界はなんて広いんだ!音楽はなんて素晴らしいんだ!!」
少年の夢はバンドのギタリストに決定し、さっそくビートルズの楽譜を買ってきて練習三昧。
そのコード展開の斬新さにおののき、ひれ伏し、手に豆を作りながらやがていっぱしの”アマチュアギター青年”になっていきます。




中学生になってからは新聞配達アルバイトで念願のフォークギター(1万4千円)を手に入れ、吉田拓郎にやかぐや姫などの曲をかきならし、高校にはいれば、またまた新聞配達アルバイトでエレキギター(8万5千円!)を買ってロックに転向。
ギターを買いに天王寺のアポロビルに行くときには足が震えたものです。(当時アポロビルはカツアゲの聖地でした)
高校の音楽仲間とバンド活動しながらドゥービーブラザーズやザ・バンドなどのアメリカンロックを聞き出したのもこの頃です。




一方、幼少からピアノを習っていた姉の影響でクラシック曲にも耳を傾け、オーディオマニアで雑多な音楽趣味な親父の影響でカントリーミュージックからゴスペル、シャンソン、タンゴにサンバはては民謡、笛、太鼓・・・かなり幅広い音楽体験をしたあげく結局ここ数年はジャズやクラシックがいちばん心休まるようになりました。
そして今は、なぜかポール・サイモンが心にひっかかっています。

ポール・サイモンは長谷川画伯が絵を書く風景にあいます


そのきっかけはこの前「とびだせ!えほん」というコーナーで放送した特別企画「おうちで一緒に絵を描こう」です。
コーナーをご覧になった同世代の方なら、絵本作家の長谷川義史さんが絵を描いている背景にポール・サイモンの曲が何回か流れていたことに気づかれた方もいるかもしれません。

「Punky's Dilemma」
The 59th street bridge song (feelin' groovy)」
「Me And Julio Down By The Schoolyard」

アメリカの偉大なフォークデュオ「S&G(サイモン&ガーファンクル)」は昔からもちろん大好きで、この「とびだせ!えほん」でも「冬の散歩道」という曲を以前にも使ったことがありました。
そこで今回あらためて画伯が絵を書くシーンに、ポール・サイモンの歌を流してみたところやっぱり妙にはまるんです。はまるどころか、長谷川さん本人が歌っているような気さえしました。



長谷川さんはもともと
S&Gを愛してやまない方ですし、あの短い前髪は若い頃にポール・サイモンの髪形に憧れたからだとも聞いています。
やっぱりポール・サイモンとはなにかご縁でもあるのでしょうか?




それ以来、高名だけれどどこか影のある孤高のシンガー、ポール・サイモンの歌が気になり出して普段でもたまに聞くようになりました。
あるていど歳を重ね、ジャズやクラシックばかり聴くようになりと、なかなかポップス系の音楽には手を出さないもんですが(個人的な意見です)ポール・サイモンは違っていました。
きっと音もミュージシャンの性格も微妙に屈折してるからでしょうか・・・?
この人の醸し出す音の雰囲気って不思議に偏固な大人の心に引っかかります。


 

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