地味なだけでもないんですけど。とびだせ!えほん7回目放送「京都府亀岡編」

2020-06-21

「とびだせ!えほん」アーカイブ コーナーからお知らせ とびだせ!えほん

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お早うございます。早起きディレクターです。
放送局やネットなどに寄せられた投書を見て思うんですが「とびだせ!えほん」というコーナーはどうやら視聴者の年齢層が比較的高いみたいです。たぶん僕とおなじくらいか、もう少し年上の方々か。
たまに渋いもの好きな若い子から「あのコーナーが好きです」と言ってもらうこともありますが、それでもやっぱり高齢のファンが多い。
それは、作っているディレクターの趣味・嗜好が原因でしょう。
自分の見たい番組を作っていたら、いつしかグルメや観光とも縁のない、このような地味な(それだけでもないんですけどね)コーナーができてしまったわけです。
2012年の7月に放送した亀岡編はその典型でした。

あてのないロケ、とにかく暑かった亀岡。

このロケはそもそもは暑いさなかに観光名物の保津川下りで涼をたのしむことが目的でした。数日前のロケハン(ロケの下見)では筏下りの事務所に打ち合わせに行き、観光名物のトロッコ列車にも電話であいさつをしていました。

ところがロケの前日は台風による大嵐で川が氾濫。
川下りどころかトロッコ列車の運転も中止になりました。そうなるとふつうは焦るものなんですが、われわれは「生きていたらそんなこともあるわいな」という気分で当日をむかえます。結局、「とびだせ!えほん」おなじみのとっても地味で妄想的な展開になったわけです。

台風一過、気温は37度。

この亀岡編は何気ないけど多くの大事な発見がありました。
ロケ当日の亀岡は台風が去った翌日の見本のような猛烈な好天気で気温は37度です。
保津川下りを諦めたわれわれスタッフと長谷川義史画伯はとりあえず城下町を歩くことにしたんですが、はじめて訪れる場所でディレクターにはなんの事前情報もネタもありません。


保津川下りよりふつうの町並みが


城下町に特有の縦横にあてもなく続く道を、あてもなく歩く撮影隊。道中「長谷川さんの前髪はなぜ短いのか?」などとという地味な話をしながら歩いていると、偶然散髪屋さんを見つけ、さらに植木をカットしている職人さんにも出会いました。こうなると、がぜんわくわくしてきます。



そして美しい水が湧く町の公園へ

そして行き着いたのが美しい水がこんこんと湧き出る町の公園。
「古世親水公園」は昔から亀岡のひとびとが洗濯をしたりおしゃべりをしたりする憩いの場です。長谷川さんはたまたま出会った親子とカニ取りをして遊んだりしていますが、カニを追いかける姿を見ながら「ぼくたちにはやっぱり保津川下りよりもこっちの方が似合ってるな」などと考えたものです。


自分のあしをはじめて描く長谷川義史画伯


この日、長谷川画伯は憩いの水辺でうまれてはじめて自分の足をスケッチしました。描くものがなかったから結果的にそうなったんですが、さすがのデッサン力ですよね。
ちなみに今週6月25日放送の「おうちでいっしょに絵を描こう!」では、さらに発展して自分の「あしのうら」を書いています。こちらもおたのしみに!



ところでこの亀岡編の最後の撮影シーンは保津川の川辺を行き交う馬車です。
楽しみにしていた保津川のいかだには乗れなかったので、せめて観光馬車だけでも!というスタッフの思いやりで長谷川さんに乗ってもらったんですが、画伯はなぜか車を引くメス馬「スピカ」ちゃんのおしりを描いていました。
つくづく変わったコーナーです。こういうところがおじさんやおばさんに好まれるんでしょうか。
ベンベン。



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