昨日も「ちちんぷいぷい」の生放送のために梅田茶屋町の毎日放送にいました。
普段は放送中でも自分の担当コーナー「とびだせ!えほん」以外の時間はスタジオセットから少し離れたところに立って、出演者を眺めたりモニター画面を見たりしています。
今はコロナ禍のためスタジオ内はもちろん人が少ないし、出演者同士の間には透明な仕切り板を置いて感染予防。そして関西から離れた場所にいる出演者は縦置きテレビモニターによるリモート出演。
スタジオの景観がここまで変わってしまうとは半年前には思いもしませんでした。
アスリートを応援する「フレフレスポーツ」
そんな中、最近ちちんぷいぷいの中で、これはおもしろいな!と注目しているのが「フレフレスポーツ」という新コーナーです。
その名前の通り、コロナで自粛中のアスリートたちを応援するコーナーなんですが、毎回スポーツ選手には自宅などの場所からリモート中継で生出演してもらい、スタジオから若手アナウンサーがインタビューをします。
そのやりとりをスタジオのパネラーが見学したり、時にインタビューに参加したりするんですが、この企画は今のソーシャルディスタンス時代をうまく逆手にとった企画だなあといつも感心しながら見ています。
このリモートスタイルなら、どんなに遠方にいるアスリートでも出演できるし、しかも自宅などリラックス出来る場所にいるので、普段着のアスリートから本音発言も引き出しやすい。
スポーツに関心のない視聴者にも興味を持てるような日常的な話題がたくさん出てくるのも嬉しいところです。
なかでも僕が気にいっているのは、大物アスリートとのインタビューでがちがちに緊張している若手アナウンサーの様子を、すぐ横で先輩アナウンサーが見守っている絵面です。
後輩を見つめる先輩アナの表情が好きです
昨日はMBS若手女子アナの辻沙穂里さんがサッカー界の大物遠藤選手に話を聞いていました。
生放送ですから、もちろん台本通りには進まないのでしょうが、それもまた面白いものです。でもぼくは辻アナのインタビューをそばでハラハラしながら見ている古川アナウンサーと河田アナウンサーの表情が好きなんです。
マニアックな見方かもしれませんが、普段こういったアナウンサーが絡む場面は、ともすれば身内意識的になることもあるんですが、このコーナーにはそれを感じません。かえって後輩を見守る先輩の表情に慈愛にちかいものさえ感じます。
他局はまだまだコロナ騒動の報道合戦をしている最中「毎日放送はなんと前向きで温かいコーナーをやっていることよ」と妙に幸せな気分になりました。
本当に好きなことはきっと人に伝わる
昨日はもう一つ「ちちんぷいぷい」らしい素晴らしいコーナーがありました。
番組の最後に、もと宝塚トップスターによる応援動画「青い星の上で」を紹介したんですが、この動画を解説する古川アナウンサーは自他ともに認める大の「宝塚ファン」。
宝塚を心から愛する人だからこそ出来る、全力での熱狂?解説ぶりは本当に見事でした。こういった迫力は宝塚ファンでなくても視聴者に伝わるものです。
思わずぼくも画面の向こうから古川さんと宝塚のスターたちに拍手を送ってしまいました。
思わずぼくも画面の向こうから古川さんと宝塚のスターたちに拍手を送ってしまいました。
フレーフレーテレビ。フレーフレーちちんぷいぷい。
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