お盆は「えほん旅」のロケ場所選びにも苦労します-早起きTVディレクター

お早うございます。早起きディレクターです。

旅ディレクターはお盆と正月をはさむ時期は場所選びにとっても苦労します。

町は人々もお店も「休日モード」ですから、商店街などもがらんとしていますし、取材先と電話やメールで連絡をとるのもお盆だとちょっと遠慮します。

しかも８月の中旬はまだまだ酷暑ですから、番組をご覧になる方やスタッフの体調のことを考えると涼しげな海や川のある場所に行きたい。

となると和歌山の川や海。

でも鳥取の大山、兵庫や京都の日本海側の風景なんかも絵になるな・・・

そんな風に考えていたら大阪府にはまたまた新型コロナによる緊急事態宣言が出ました。

そうなると県をまたいでの取材は避けなければならないので、結局、大阪府内のみでロケ場所を探すことになります。

いや困った。

箕面の滝はもう過去に何度も行ったし、枚方宿ではちょっと暑すぎる。

そういえば２年前のお盆には大阪府泉佐野の「犬鳴山」でロケをしたことを思い出しました。

あれもたしか８月１３日のお盆初日でした。

ギンギンギラギラと容赦なく照り返す太陽の下、むせ返るような田んぼの匂いを嗅ぎながらスタッフ６人であてもなく歩いていたことは今でもくっきり覚えています。

いや、ほかにも思い出しました。

たしかあの朝も長谷川義史画伯は二日酔いでした。

ぼくは気を利かせてスタッフの夏バテ回避のために梅干しを持参して行ったのですが、画伯は「そんなん、いらん」と云いました。

ほんまに愛想のないおっさんです。

でも、そのあと行った犬鳴山はきれいな滝があってとても涼し気でした。

しかもキャンプ場では親切なおばちゃんにビールもおごってもらいました。

なんだかんだ言って結局いつもみんなで楽しんでいるみたいです。

そんなわけで、只今、大阪府下で涼しいロケ地を探しています。

おすすめの場所をご存知ならぜひおしえてください。

高槻、河内長野、金剛あたりなんかどうですかね？

お盆は「えほん旅」のロケ場所選びにも苦労します