昭和の巨星が最後まで幸せだったことを祈ります

2021年6月15日火曜日

TVディレクターの仕事 定年後の生活

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
先日、作曲家の小林亜星さんが亡くなられました。
小林さんと言えば「寺内貫太郎」のイメージがあまりにも強すぎて本業のほうが忘れられがちなんですが、作曲家としても「北の宿から」や「ピンポンパン体操」。
またCMの「どこまでもいこう」など名曲揃い。
とくに日立やレナウンのコマーシャル「この木なんの木」や「ワンサカ娘」などのキャッチーなメロディーは天才の仕事としか思えません。



そんなメロディーメーカーも大学卒業した当初は製紙会社に勤めるごく普通のサラリーマンだったそうで、それは今朝の新聞を読むまで知りませんでした。
以前から僕は小林亜星氏の人柄や外観にも好感を抱いていたのですが「お酒好きで酒を飲むために夜は仕事をせず早起きして仕事をしていた」という記事を読んであらためて共感を覚えました。
亡くなる間際までお酒を楽しめた幸せな人生であったことを心から祈ります。


最近は幸せについて考える事が増えました


最近は年齢を重ねた上にコロナ禍もあってか、ふと「人間の幸福」について考えることが多くなりました。
たとえば僕はかつては熱心なギター青年でしたから、あの頃受験も一般就職もせずに好きな音楽家としての道を選んでいたらどんな人生を送ったんだろうか?

当時の僕はご多分に漏れずあのビートルズに憧れるどこにでもいるような音楽青年でしたから、夢見ることと言えばバンドを組んで自分で曲を作ってそれがヒットして・・・
今考えればそんなことが出来るのはごく限られた強烈な才能と運の持ち主だということくらいは知っています。
しかも音楽ビジネスの世界で自分のやりたいようにさせてもらえるミュージシャンなんて一握りくらいのものだということも知っています。
さらに言えば、もし仮に曲がヒットして大勢の観衆に支持されたとしても、それが続かなければその後に訪れる苦悩がどれほど深いものか。

テレビディレクターという職業柄、芸能界や音楽業界のウラも(ある程度は)わかっているので「よくぞあの頃、無茶をしなかったものよ」と当時の自分を褒めてあげたい反面「なぜ冒険をしなかった?」と、自分が恥ずかしくもあります。
ま、どっちかといえば現状のほうがいいんですけど。

うなぎを買う勇気もない

人気者の苦悩


ご年配の方ならお馴染み、あの佐川満男さんも昔は大ヒット曲を連発したスター歌手です。
今もよく電話で話をするんですが、しょっちゅう「あの頃の俺は勘違いしてた」と反省してらっしゃいます。
そして一度人気者として喝采を浴びた人がスランプに陥いる時の苦悩については、ご本人から何度も聞いたことがあります。

佐川さんは大丈夫でしたが、浮き沈みの激しい芸能界ではスポットライトを浴びた後に違法なドラッグに溺れる人々もいます。
かつての飛鳥さんや槇原さんたちのように。
でもその苦悩は本人たちにしかわかりません。
一度頂点を極めてしまうときっと通常の人間にはその後のギャップに正常心で耐えることが出来ないのでしょう。
やっぱり自分のような凡庸な才能の持ち主には仕事終わりのお酒が美味しいくらいのささやかな幸せが丁度いいのかもしれません。

というわけでこれからはせいぜい節制して、いつまでも美味しいお酒が飲めるくらいの健康を保ちたいものです。
今週6月19に放送予定の「とびだせ!えほん」(「土曜のよんチャンTV」内)も、そんなささやかな幸せを感じられるVTRです。
ぜひごらんください。午後4時25分ごろからです。















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