長続きする番組には何が必要なんだろう

2021年3月8日月曜日

TVディレクターの仕事 とびだせ!えほん

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「とびだせ!えほん」の仮編が終わりました。


お早うございます。早起きディレクターです。
昨日は「とびだせ!えほん」の最終回の仮編集をついに完了しました。
これで3ヶ月ほど続いたきつい作業からようやく開放されます。
(おかげさまでぎっくり腰もようやくおさまりました)
いまは正直ほっとしています。でもやっぱり寂しいかな。



情緒をあつかうことは楽しいけど怖くもある

「とびだせ!えほん」は長谷川義史画伯の独特の目線(妄想?)を通して、出会った風景や人々の人生や生活の機微を見聞き味わうコーナーです。
だからそれを喜んでくれる視聴者もそれなりに経験を積み重ねてきた年齢層の方や、絵画や人間というものに興味を持つタイプの人(若者も含めて)が多いと勝手に思っています。

これが、街を歩きながら「最新のお店やユニークな人々を紹介する」ことが目的のVTRならば、たぶんもっと違った種類の人々がご覧になるのでしょう。
そして今では後者のように”情緒よりも情報を重視する番組”のほうが、テレビ業界では主流になっています。
まあ人情の機微を表現するにはそれなりに年を経たディレクターじゃないと難しいのかもしれないし、そういう人間は次々と辞めていきますからそれも仕方ないのかもしれません。



でも「とびだせ!えほん」のような情緒を扱うコーナーはディレクターにとってはかなりやりがいがあるんですが、怖いのは”作る側が自分の都合で演出する”などの間違いをおかしてしまうと途端に見ている側を不愉快にさせたり、最悪な場合は出演してくれた方々を傷つける恐れがあることです。
だからこそ僕らは取材現場でも細心の注意をはらいます。

しかもディレクターって収録した素材を何度もプレビューしているうちに、見慣れてしまい当初の感覚が麻痺する時があります。
そこでVTRチェックの時にはそれなりの人生を経験した大人に見てもらうわけです。

”愛情チェック”も終わりました


というわけで一昨日には家人に見せて良い感触を得、そして昨日はいつもお世話になっている毎日放送のベテランプロデューサーH田さんにチェックしてもらい、にっこり笑ってもらいました。
このおふたりにはいつも最終段階でお世話になっています。
本当に感謝しています。
しかもありがたいのはおふたりも「とびだせ!えほん」のことが大好きだということです。
やっぱり愛情を持って接してくれるスタッフや仲間がそばにいることがもの作りには一番大切なことなんでしょう。

「ちちんぷいぷい」はもちろん「昔の人は偉かった」だって「ロザンの道案内しよう」だって「昨夜のシンデレラ」だって「星印のコーナー」だって「キッチンコーナー」だって、愛情と情熱を持った人々がまわりにいたからこそ長きにわたって放送することが出来たんです。
そんなことは当たり前です。

というわけでそんな愛情いっぱいの「とびだせ!えほん」最終回は今週11日夕方の五時頃からの放送予定です。

*放送時間をご注意ください。

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