お早うございます。早起きディレクターです。
一昨日は３３回目の結婚記念日だったので「たまには焼き鳥屋で祝杯！」と勇んで出かけたらやはりどの店もアルコール類は禁止・・・
仕方ないので家に帰ってスーパーで買ったお惣菜とぬか漬けとチューハイで乾杯しました。
まったく安上がりな夫婦です😅
でもまた小さな幸せを実感しました。
さて、近頃ちょこちょこ過去の「とびだせ！えほん」ロケハン写真をブログに紹介しているんですが、今回も２０１４年に”とある場所”で撮影したものです。
この日は晩秋で紅葉も真っ盛り。
しかも最高のお天気で、どこを見ても絵になるので夢中でシャッターもきりまくっています。
調子に乗ってかなり歩いたので最後はくたくたになりましたが（１０キロ近く歩いたんじゃないでしょうか）結局、ロケ当日は雨で半分以上の取材候補地が没になりました。
下見の日が良い天気だとロケ当日に雨が降るのはよくあることですが、やっぱり悲しい。
さて、今回も撮影した写真から場所を想像してください。たぶんお寺好きな人には簡単だと思います。
ヒントは「紅葉と世界遺産」です。
スタートは「世界遺産」のお寺の大きな山門
「仁王門」と呼ばれる山門です。
お寺に詳しければこの写真を見ればここがどこだかすぐにわかりますね。
ここから次に見える「中門」までは結構距離があります。
およそ３００〜４００ｍくらいでしょうか。
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| 仁王門 |
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| 中門 |
ロケハン時は修学旅行の学生もやってきていました。
スケッチするにも最高の日和です。
寺に訪れた人はみんな夢中でシャッターを押しています。
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| 御影堂 |
ロケの日は大雨でした・・・ロケ当日のディレクター写真です
１週間後のロケ当日は朝から雨。
中門から仁王門をぼんやり眺めているのは長谷川義史画伯とアシスタントの広部嬢です。
朝から雨でテンションの下がっていた画伯は「遠いなあ。京阪電車なら２駅分くらいの距離や」とわけのわからないことを言ってぼやいていました。
でも、紅葉の枝にかかった雨粒が真珠のように美しかったのが印象的でした。
なんとこの神社では一年中桜を見られるんだそうです。
境内では紅葉と桜の共演です。
雨のインサート撮影する技術スタッフとぐったり疲れている長谷川画伯。
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雨の中、五重塔を描くのにも苦労しました。
撮影隊もびしょ濡れです。
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きらきら輝いています。
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| 雨粒に五重塔 |
このシーンにはショパンの「雨だれ」をBGMに使いました。
お寺の前は路面電車
さらにお寺の前には風情のある古い駅がありました。
ここは路面電車が走っているんです。
ロケ当日はこの駅で宮城県石巻からやってきた女子高生たちと出会ったものです。
みんな素朴で可愛い乙女たちでした。
いまも元気にしているでしょうか。
大文字山を眺めつつ・・・
今度は左に大文字を見ながら東に歩きます。（ロケ当日は雨のため行きませんでした）
たしか「きぬかけの道」でしたっけ？
路地の奥にはお洒落なお茶屋さんもありました。
大通りの向こうには有名な神社があります。
赤い鳥居の奥には季節外れのピンクの花々？
この日は「寒桜」「１０月桜」が咲いていました。
でもロケ当日は大雨だったのでここを訪れるのをあきらめました。
今度は路面電車に沿って西の方へ向かいます。
放送では紹介できませんでしたが、この路面電車のすぐ横にたつ紅葉が実に見事でした。
「斜面に立つ紅葉」と勝手に命名しました。
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ロケ当日・・・さらに雨は激しくなる
本番ではこのあたりを撮影中にさらに雨が激しくなってきました。
長谷川さんは果敢にスケッチに挑みますが・・・
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その様子を撮影する暇なディレクター。
そして最後は雨宿りをさせてくれたお寺で熱いお茶をごちそうになりました。
仏様の前で温まっているとしみじみと幸せを感じます。
合掌。
というわけで今回の撮影場所は・・・京都市仁和寺界隈でした。
桜が咲いていたのは平野神社。
最後に訪れたのは大根焚きで有名な了徳寺です。
（放送は２０１４年１２月１８日でした）
雨で撮影は大変でしたが、それでもかなり印象深い撮影が出来ました。
えてして予定通りいかないほうが思い出に残るものなんです。
それではまたお会いしましょう。
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