まるで故郷のような町「湯浅」

2021-01-19

TVディレクターの仕事 とびだせ!えほん

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。 
ディレクターという職業柄、これまで日本中のさまざまな町で取材をしてきました。
数えれば海外を入れてたぶん500ヶ所以上の場所を訪れたはずです。
今担当しているコーナー「とびだせ!えほん」だけでも京都の南禅寺からはじまり、9年間でおよそ170以上の土地を訪れています。

なかにはもう記憶がおぼろになっている場所や人もあります、というよりほとんどわすれかけています。
逆に、絶対に忘れることのできない(いろいろな意味で)土地もあります。
中でもあまりにも楽しい思い出があるので、いつかもういちど訪ねてみたい場所。
昨日6年ぶりに訪れた和歌山県湯浅町もそのひとつです。

青空にはえる町並み


6年ぶりの湯浅町

和歌山県湯浅町は醤油発祥の土地として有名です。
これまでも何度か訪ねたことはあるんですが、毎回、おとずれるたびに皆さんが明るくもてなしてくれます。
そもそも和歌山の人々の人懐っこさにはいつも呆れるほど感謝しているのですが、この湯浅町の人々の親切ぶりも強烈です。
6年前の初夏に絵本作家の長谷川さんと一緒に訪ねた時にもミカンやら金山味噌やらキャラメルやら、ロケ車にいっぱいのおみやげをいただきました。
もちろん最初はお断りをするのですが、あんまり遠慮しまくるのも失礼ですから結局ロケの帰りの車内はお土産物でいっぱいです。

洗濯物も絵になります

さて、久しぶりの湯浅駅前。
JRの駅舎は新しくなっていましたが、町並みや人々は6年前のままでした。
というより、時間がもさらに昔に逆行してしまったような家々ばかりでした。
地元の人にとって町が古いままなののはきっと寂しいことなんでしょうが、旅人のぼくらにとっては、逆にそれがうれしくて懐かしい。
勝手な思いかもしれませんがそれが本音です。
気がついたら町中をくたくたになるほど歩き倒していました。

たこ焼き屋のおばちゃん


湯浅町には地元の人たちに愛されている有名なたこ焼き屋さんがあります。
その名も「ごんため」のおばちゃんのたこ焼き。
この店を切り盛りしているおばちゃん(権為さん)がそれこそ絵に描いたような人懐っこい紀州女性です。
かつてぼくも出会ってものの数分でその人柄に魅了されました。

その人生にはきっといろんな苦悩があったのでしょうが、ぜったい人には笑顔しか見せない女性です。
久しぶりに見たその笑顔は、湯浅のなつかしい町並み以上にあの時のまんまでした。
そして帰りにはお約束のように沢山のミカンを持たせてくれました。
このミカンがまた甘くて優しい味なんですわ、これが。
で、いつもおばちゃんとの別れ際は切なくなるんですわ。不思議な人です。


サム・テイラーが大好きなおばちゃん


注目

旅コーナー「とびだせ!えほん」の最後を飾るとっておきの一枚

お早うございます。早起きディレクターです。 物語には「起承転結」「序破急」などと呼ばれる構成パターンがありますが、テレビVTRの作り手としては「最後」はやっぱり気持ちよく終わらせたいと考えています。 僕は明るくてシンプルなものが好きですから、昔の松竹新喜劇のような 「泣かせたあと...

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