テレビディレクターにとってのカメラマン

2020-04-14

TVディレクターの仕事 テレビ業界 とびだせ!えほん

t f B! P L

おはようございます。早起きディレクターです。

ディレクターをしているといろんな人と出会い、いろんな人の考えを知ってそこから学ぶ機会も多いものです。
時にそれは会社の先輩や友人、時にライバルとなるディレクターの時もあります。
また放送局の人々やそこに出入りする業界の人々。
またタレントさんやスポーツ選手や文化人だったりもします。
取材先で出会ったいろんなものづくりに人生を捧げた方々の言葉には、今も教訓として残っているものがたくさんあります。

でも人との出会いは偶然の要素もありますが、時には自分の意思で出会いを決めなければならないこともあります。

例えばカメラマンがそうです。

自分の持ってないものを持っているカメラマンと仕事をする


ディレクターになりたての頃はカメラマンの選別などなかなか出来ません。
でもある程度のキャリアを積んでくると一緒に仕事をするカメラマンも決まってきます。
自分の意思でカメラマンと出会えるわけです。


カメラマンと組むのは年齢性別もあるでしょうし、性格の相性もあるでしょうが、僕は優秀なカメラマンと仕事をすることはディレクターにとっての生命線ではないかと日頃から思っています。それも自分のも持ってない長所を持っている人。
特に僕たちのような旅もの、ドキュメント系のディレクターは特にそうです。
(もちろん自分でカメラを回すのもありだとは思いますが)

「とびだせ!えほん」チームはコーナー始まりからずっと同じカメラマンのTさんが担当しているんですが、僕より10歳も年上の大ベテランです。



 関西では割と知られたカメラマンですから業界人なら
 ご存知の方もいるでしょう。
 腕も人柄も素晴らしい方です。

 Tさんとはかれこれ20年以上一緒に仕事をさせて

 もらっいるのですが、興味深いのがディレクター
 でとの距離感が昔か全然変わらないことです。

 もちろん時に冗談もおっしゃいますし(これがまた

 わかりにくい)こちらも軽口を叩かせてもらいます
 が、いざロケ本番になるといつも一定の距離感
 保たれます。
 でもこの距離感が大切なんだと思います。


ディレクターとカメラマンの距離感


ディレクターは現場にいるとすぐに焦ったり熱くなったりするもんです。

でもカメラマンは常にそんなディレクターと周りを冷静に見ながら自分の仕事をきっちりとこなす。
そして他の技術陣にきっちりと的確な指示を出す。
しかも長年の付き合いで演出のクセも見抜いていますから、僕が指示できない時にもきっちり的確な映像をおさえています。
で、家に帰ってプレビューしてみると予想以上の映像がきっちり撮れている。
もうきっちりのオンパレードです。
多分優秀な技術さんというのはそういうものなのでしょう。

若い頃はプライベートでも仲良しの腕利きカメラマンと仕事をしたこともありますが

なぜかお互いどこかに甘さがありました。
まあそれはそれで楽しいものですが仕事となると話は別です。

早く平穏な日々が戻りますように・・・


そんなベテランカメラマンともこのコロナ騒動で一緒に仕事ができない状態です。

もはや片腕をもがれたような状態ですが、今はじっと自分のできることをしながら時がくるのを待つしかありません。
音声のSさん、ドライバーのYさん、そして長谷川さん。
とにかく今を耐え、また再び大好きなチームと仕事ができる日が1日でも早く訪れることを祈るだけです。


鶏とTカメラマン 鹿児島にて




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