真面目でシャイな日本人は社会に背を向ける?

2023年4月18日火曜日

テレビ業界 日々のあれこれ

t f B! P L
お早うございます。早起きディレクターです。
テレビ番組を作るディレクターって一般的に性格が明るくて積極的な人が多いと思われがちですが、そんなことはありません。
中には大きな声を出すのも苦手で気の小さな人間だってたくさんいます。

実際、自分もそれほど社交的ではありませんし、かなり人見知りもします。
いわゆる、巷によくいる「シャイな日本人」の典型といったタイプです。
さらにそこに”やや偏屈な性格”も加わっているから始末が悪い。

だからテレビ業界に入った頃に、よく先輩方から「スタジオやロケ収録時の雰囲気作りは制作マンの重要な仕事である。とくにアシスタントは常に意識するように!!」なんて”薫陶”を受けるたびに「俺は果たしてこんな場所でやっていけるのだろうか?」と、将来を儚(はかな)んでいました。(その後、多少は厚顔になりましたが)




仲良きことは美しきことなれど・・・


そんな経歴の持ち主なもんですから、いつもTV番組などを見る度に、その番組の持つ「空気感」が気になって仕方がありません。
もちろんTVもエンタメですから緊張感でギスギスするよりは、出演者やスタッフが和んでいるように見える番組にこしたことはないのですが、でも最近は出演者やスタッフが妙に馴れ合っているようなものもよく見かけます。
いわゆる身内ではしゃいでいるように見える番組ですね。
気心知れたものが集まった場合、多少場が緩むのはしかたないとしても”不自然な空気”はいただけない。視聴者は置いてけぼりをくらった気分になります。

特に、出演者が何かに忖度したり、誰かにおもねっていたりするような匂いを感じると途端に鼻白んでしまうものです。
そして「作り手は本心からこの番組が面白いと思って作っているのだろうか?」と、うんざりしながらリモコンボタンを「プチッ!」と消す。
もう最近では我が家のリモコンの出番はめっきり減りました。

投票率が減って喜ぶ人々もいます


話は変わりますが、最近は日本の選挙の投票率がずっと低い状態です。
聞くところによれば、かつて90年代前半頃までは70〜80%くらいあった投票率が、バブル崩壊後はジリジリと下がり続け、今みたいに50%を割る状態が続いているのだとか。

もちろん投票率も重要なんですが、さらに問題なのがその投票する人々の内訳です。
投票者のうちのだいたい半分くらいは「子どもの頃から大人は選挙に行くもんだ」と学校で教わった”真面目な日本人”で、そしてあとの半分は「会社や政治団体などの”利権”や”宗教”がらみの人たち」なんだそうです。
つまり「まともに”自分の意思で投票している人”は全体の20〜25%くらい」というわけです。
これだけ投票率が低ければ支援団体の多い政権与党は楽なはずです。

では逆に投票しないのはどういったタイプの人々か?
まずは若者などで政治にあまり関心のないタイプ
そしてmもっとも多いと言われているのが、今の世の中に虚無的、絶望的で「どこに投票しても無駄!一緒だ」と、政治に背を向けている人々。
そして、そういう人の中には「声の小さな、シャイで真面目な日本人」”もかなり多く含まれていると聞きました。


シャイで真面目な人は「馴れ合い」が苦手です


いつの頃から日本は「勝ち組、負け組(大嫌いな言葉です💩)」なんて言われはじめ、生活の格差は広がり続けています。
最近ではお金があって知名度も高い知識人や有名人がメディアなどでも声高に自分の意見を発言している様子をよく見かけます。
だから逆に、真面目で遠慮がちな人々はだんだん口を閉ざして隅っこに追いやられているようです。
貧困層も同じように苦しんでいる。
本来、そんな”声なき声”を丁寧に掬いとるのが政治の仕事であるはずなのに、逆に金持ちや外国人ばかりを優遇する政治家も多い。

権力と金持ちの馴れ合いほど下品なものはありません。

こんな日本だから子どもを生みたい人が減ていくのも当然なのか?
そして、だから、真面目で声の小さい人々はいつのまにか”心のリモコンボタン”を消してしまい未来の願いに鍵をかけてしまうのでしょうか。


でも小心な我々もあきらめてばかりはいられません。
日本のことを本気で考えている政治家も探せばどこかにきっと居るはずです。
それを知るにはとりあえずテレビなど大手メディアのニュースばかりを鵜呑みにせず、自分の目と直感で世の中を眺めてみるのが一番だといつも思っています。

君と好きな人が 百年続く日本でありますように 」

今朝、散歩の途中にハナミズキが薄紅色に咲いていました。














【早起き元TVディレクターが贈る】散歩ときどき神社旅、ドキドキ占星術

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大阪市, 大阪府, Japan
元テレビ番組ディレクター。長年、映像制作の最前線で「伝えること」に心血を注いできました。 現在は、朝の澄んだ空気の中で行う「早起き散歩」と、各地の歴史に触れる「神社巡り」をライフワークにしています。現役時代に培った映像制作のノウハウを詰め込み、YouTubeでは「大人の本気の趣味」としての動画を配信中。 このブログでは、動画では語りきれなかった撮影機材の裏話、旅の細かな記録、そしてディレクター視点での「日常の切り取り方」を綴っています。 映像と文章を通じて、皆さんの日常が少しだけ豊かになるような「朝のひととき」をお届けできれば幸いです。 ▷ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@HayaokiTVDirector ▷ お仕事・お問い合わせ:junyo1123@gmai.com

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